🟥【コロナ禍でこれから我々医師が「かかりつけ医」として果たす役割】

投稿者: | 2021年8月31日

コロナワクチン接種の実施は急ピッチで進んでいます。一方でコロナワクチンの特性上、副反応等が比較的高頻度に見られる為70%以上の先生方は「かかりつけ医」限定の接種でしたが、最近では「誰でも受け入れ可能」としていた区の表記を「かかりつけ医以外は接種不可」に変更する医療機関が増えています。益々今後この傾向は増えると予想されます。

①コロナウィルス変異の特異性に対応する為に来年あたりから3回目の追加接種の予定。(今後も継続接種の可能性)

②副反応を考慮するときちんと説明が出来、処方が可能な「かかりつけ医」による接種が望ましい。

③尚更内科疾患があれば接種者の状態を良く知る「かかりつけ医」が良い。(やむを得ず通院中の医療機関が接種不可ならば集団接種へ)

❹当院も来年以降の3回目の追加接種は「かかりつけ医」に限定する予定です。(但しメンタル疾患、発達障害の方々、癌術後や癌治療中、膠原病など自己免疫性疾患、ステロイド服用中、そして18歳以下は受け入れ可能) またかなり多くの当院に通院中の患者様にワクチン接種をご用意出来なかったのもその理由の一つです。

❺私はこの地で31年間医療をしていますが、当時私が学生だった頃(45年前〜七丁目のナカタヤさんの二階で友達と夢を話していた)は光ヶ丘病院(以前は日大)やましてや順天堂も無い時代でした。開業医も少なくよく行く近医の医師はまさに総合的に診て貰える「かかりつけ医」でした。そして今や高齢化や癌や認知症など多種多様な疾患を抱える時代を迎えるにあたりイギリス流のタウンプラクティショナー(家庭医)やジェネラルフィジシャン(総合医)は最も肝要と考え、開設後も強く地元の皆さんにお伝えしてきました。そして更にこの様な未曾有のコロナ禍だからこそ何でも話せる信頼性の高い家庭医が今こそ必要だと考えています。勿論私1人で全てに対応して最高の医療を提供することは困難ですから、現在は東大の医師2人と3人体制ですが、更に来年4月には新たに東大から人格的にも尊敬出来る著名な医師(まだ名前は出せません)が入職されます。他医療機関等(*)と密接に連携を取りながら患者様の複数の医療機関に通う費用や時間が省かれるだけでなく、私と東大医師3人の4人体制で高血圧、不整脈、動脈硬化や糖尿病、甲状腺などの内分泌疾患、認知症などの内科全般、更に消化器、外科、癌術後、免疫治療などの専門医を揃えた質の高い総合診療が可能になります。信頼出来る家庭医〜この大切な役割を是非私ともにお任せ頂ける様に邁進してまいります。

(*)当院では年間100例近く発見される癌患者の皆様にはその90%以上を東大病院・有明癌研病院に紹介しています。