⬛️【12月1日で現行保険証の廃止のお知らせ・高齢化社会を迎え成人病健診と癌検診は必ず受けましょう。】

投稿者: | 2025年10月30日

【新型コロナウィルス感染症に対する備えと成人病
・癌対策を忘れずに】
◾️2025年12月1日で現行保険証の廃止
いよいよ12月1日には全ての健康保険証の有効期限が満了に
なり、手元にある従来の「紙の保険証」は使用できません。
まだマイナンバーカードを持っていない、保険証の利用登録を
していないという人は、早めにマイナンバーカードを取得し、
医療機関のカードリーダーやマイナポータル等で「健康保険証
としての利用登録」を行うことが必要です。
そもそもマイナ保険証未登録の人には、保険者が「資格確認書」を順次交付(区に連絡)。この「資格確認書」の提示がないと
診療や処方が受けられません。
 
素早くマイナンバーカードの保険証との紐付けにご協力をお願い致します。外来受付の簡略化、他院での処方内容などが分かり、二重処方の間違いも無くなります。現行保険証廃止は12月1日です。

◾️新型コロナウィルス感染症・インフルエンザ感染症について
まだまだ油断をせずに、対策を十分にしておきましょう。

◾️成人病・癌対策について
今や平均寿命が80歳どころか90歳を超えそうな勢いです。
遺伝的背景より、食事や環境要因以外に単に加齢や細胞劣化
による癌化は避けられません。約2人に1人は癌になります。
だからこそ、自分は症状が無く元気だというのは間違いです。
通常の成人病健診(血圧、糖尿病、不整脈など)以外に、必ず
胃カメラ、大腸カメラ、超音波検査(エコー)を受けましょう。

2023〜24年度練馬区成人病・老人健診を振り返ってみました。去年受け損ねた方やコロナ感染以来久しぶりの検診という方々も今年2025年度の検診は是非受診しましょう。
去年は多くの方が胃内視鏡や腹部超音波などを合わせてご希望されました。その結果実施しながら驚いた点を以下に掲載します。

⑴2023年1月〜2024年12月までだと210名近くの癌が発見された。(20代から80代まで、多臓器にわたる癌)前年比より増加している。

⑵久しぶりに来院された高齢者の認知症がかなり進んでいる方が多い 。過度な自粛かもしれません。

⑶糖尿病や高血圧の患者様の中に悪化が見られ、インスリン注射の開始を予定したり脳梗塞の兆候がある方々が散見された。

そして今も胃癌、肺癌、乳癌、大腸癌など多数の癌患者さんが出ています。繰り返しますが皆さん、定期的な検診は必ず受診しましょう。コロナ感染などにはこれからも気が抜けませんが、充分に注意を払いながらも持病の悪化を避けるように出来るだけ日常生活に近い形で過ごすこと、また体調が思わしくないのに売薬だけで済ましたりしないこと、去年区の検診などを受け損ねた方々も定期的な内視鏡や超音波などのいわゆる癌検診を怠らないようにお願い致します。様々なご不安は当院へ是非ご相談下さい。