🟥【コロナ禍で癌患者数が急増‼️〜習慣性成人病健診とは別に必ず癌検診を受けましょう。】

投稿者: | 2022年6月15日

〜令和4年1月からの6月半ばまでの当院で発見された癌患者の方々は、20から80歳代までの55人以上にもなります。〜

胃癌 6名・食道癌 3名・十二指腸癌 1名・大腸癌 6名・膵臓癌 1名・肝臓癌 5名・胆管癌 2名・甲状腺癌 1名・舌癌 1名・咽頭癌 1名・声帯癌 1名・後腹膜癌  1名・肺癌 5名・前立腺癌 4名・膀胱癌 3名・腎臓癌 1名・乳癌 3名・卵巣癌 2名・子宮癌 1名・白血病 3名・悪性リンパ腫 3名・多発性骨髄腫 1名・脳腫瘍 1名(いずれも転移性癌も含む)

一般の会社や区の健診では血圧や糖尿病などの成人病検査はしますが、いわゆる癌検診は入っていません。癌患者様の多くは症状がないからと胃カメラや超音波検査を何年もしていない、症状があっても治るだろう、症状が悪化して病院に行くのが怖いなどで来院された時はかなりの進行癌のケースが多く見られます。(実際に何と60%以上の方がステージ3以上)

①胃カメラは年に一度が良い。またピロリ菌検査陽性の方は除菌治療をして除菌後も少なくとも3年間は胃カメラを受ける。

②便潜血陽性の方は、痔などの理由があっても必ず大腸内視鏡を受ける。また大腸ポリープのある方は1年後または2〜3年に一度は必ず大腸内視鏡を受ける。

③腹部・乳腺超音波検査は年に一度が良い。可能なら甲状腺や前立腺(女性なら婦人科で子宮癌検査を)も受ける。

④肺癌検診は通常の成人病健診に含まれているので必ず毎年受ける。

⑤可能なら腫瘍マーカーなども加える。(一部自費の場合がある。)

以上ですがこのコロナ禍において皆様が感染を恐れるあまり、出控えて何年も癌検診を受けていないことが多く発見時にはかなり進行している患者様が多数います。成人病健診と併せて、オプション(追加)でも癌検診を受け早期発見に努めましょう。

❻尚、当院では胃内視鏡や大腸内視鏡は患者様に苦痛を与えない麻酔を使用し、安心して検査が受けられます。

❼今まで大腸ポリープや癌術後などで、遠方へ内視鏡検査を受けに行かれていた患者様には、当院で引き続きフォローアップさせて頂きますのでお気軽にご相談下さい。

〜追加のお知らせ〜

◾️4月1日より日曜外来を再開しています。

元々ニーズが高かった日曜外来は、仕事等で日曜にしかおいで頂けない方々からの改めての強いご希望に沿うものです。じっくりと健診結果の説明を聞きたい方、胸レントゲンや血液、尿検査の再検査をしたい方、多くの医院の受診(慢性疾患)を一まとめにしたい方、腫瘍マーカーや超音波検査にて癌検診をしたい方、「かかりつけ医」希望の方、プラセンタなどの更年期の相談、ニンニク注射、ED薬希望の方など対象。

①午前9〜12時まで

②第5週は休診

③診療担当医 院長

④採血、採尿、各種レントゲン、頚動脈エコー、腹部エコー、プラセンタ、ニンニク注射、点滴治療、認知テストは施行

◾️4月から診療受付終了時間の延長 19時まで(受付は18時45分まで)